
塗装工事の契約のあとに、職人さんへのお茶出しを気にしてくださる方多いですよね。
まずは、本当にありがとうございます。そういうのを聞くと、「優しい方が多いな」と感じます。
昔は職人が来たらお茶を出すのが当たり前だった時代があったようですが、今はそんなことはありません。お茶出しは必須じゃないですし、しないお客様を責めるなんてことはまずありえないです。
ただ、出していただけるなら出し方で喜ばれ方がだいぶ変わってくるので、そのあたりをお伝えしていきます。
一番喜ばれるスタイル
職人はその日の段取りを組んで動いています。「ここまで塗り切ってから休憩しよう」みたいなリズムがあるので、決まった時間に「さあどうぞ」とお茶を出されるとキリが悪くても手を止めないといけなくなるときがあります。
塗り始めると止まれない作業もあるし、足場の上にいるとそもそも降りてくるだけで5〜10分かかることもあります。
一番ありがたいのは「玄関先に置いておくので好きなタイミングで飲んでください」です。これだけで十分です。
お茶出しの本当の効果
お茶出しには、工事の品質とは別の大切な効果があります。
お茶出しをきっかけに一言二言会話が生まれると、お客様がどんな人が、自分の家を塗ってくれているのかを知ることができます。
職人の人柄や仕事への姿勢が見えることで、施工を見守る安心感につながっていきます。
頼んでよかったという納得感は、実は仕上がりの品質だけで生まれるわけではありません。工事期間中の関係性や、現場の雰囲気も大きく影響しています。
職人も人間です。「このお客様の家は、丁寧に仕上げたい」と自然に思える現場と、そうでない現場があるのも事実です。お茶出しは、そのきっかけを作る小さなコミュニケーションとして機能しています。
よくある「3つのミスマッチ」
気持ちはありがたいんですけど「ちょっとこれは…」ってなるパターンが3つあります。
ミスマッチ①:① 飲み物が1種類しかない
苦手なものを出していただいたときは、ほんの少し遠慮したくなってしまう時もあります。
ペットボトルのお茶・水・スポーツドリンク・缶コーヒーが各1〜2本ずつあるときはとっても嬉しいです。夏は冷たいもの、冬は温かい缶コーヒーやコーンスープがあると嬉しすぎて仲間に連絡しちゃう時もあります。
ミスマッチ②: 手作りの食べ物
ご年配のお客様に多いのですが、手作りのお菓子やおにぎりを出してくださることがあります。気持ちは本当にありがたいです。ただアレルギーや衛生面が気になって受け取りにくい職人もいて、「断れないから食べたけど体調崩した」ってケースもありました。(嬉しいんですけどね・・・)
食べ物なら個包装のお菓子や市販品が一番無難です。
ミスマッチ③:決まった時間にお茶を出しに来てしまう
毎日10時きっかりにお茶を持ってきてくださるお客様もいます。ありがたいんですが、作業のキリが悪いタイミングと重なると工程に影響が出ることがある。
「玄関先に置いておくので好きなときにどうぞ」で大丈夫です。毎日顔を合わせなくても気持ちは伝わっています。
予算の目安
よく聞かれるのでお答えすると、私の会社は1人1現場なので1日あたり〜500円程度です。ただ多くの塗装業者は職人が2〜3人入るので、その場合は1日500〜1,000円くらい。一人あたりペットボトル1本のイメージです。
外壁塗装工事は平均10〜15日間なのでトータルで5,000〜15,000円前後。
初日と最終日だけ何か用意するでも全然いいんです。完工日の差し入れは職人の記憶に残りやすくて、嬉しい差し入れの定番です。

お茶出しは必須ではないですし、出さなくても何も問題はないのですが、もし出していただけるなら玄関先に置いておくスタイルが一番喜ばれます。
飲み物は複数種類入れておいて選べるようにしていただけるとより嬉しいですし、予算としては1日500〜1,000円くらいで初日と最終日だけでもありがたいです。
そして、手作りよりは市販の個包装の方が職人も気兼ねなく受け取れますし、特に完工日の差し入れは記憶に残ります。
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