
塗装を検討していると 塗装工事の流れという言葉をよく見かけることがあります。
「契約したあと、具体的に何をされるの?」
「本当に手抜きされずに進むの?」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では
現役の塗装営業としての経験をもとに塗装工事の流れを分かりやすく解説します。
これから塗装を検討している方は ぜひ参考にしてください。
塗装工事の流れとは?(全8工程を深掘り解説)
塗装工事は、単に色を塗る作業ではありません。家を長持ちさせるための「修繕」です。 現場を知り尽くした営業マンの視点で、全8工程の重要ポイントを解説します。
① 足場の設置

ただの踏み台ではありません。職人が「正しい姿勢」で丁寧に塗るために不可欠なものです。足場がグラついていると、細かい部分の塗装が雑になります。
② 高圧洗浄

ここで手を抜くと、どんな高級塗料も数年で剥がれます。古い塗膜やコケ、目に見えない油分を1日かけて丸洗いします。
③ 下地補修

塗装の寿命を決める「一番地味で一番重要な工程」です。ひび割れ(クラック)を埋めたり、サビを落としたりします。
④ 養生(ようじょう)

窓やサッシ周りなど(塗装をしない部分)、植木などをビニールで保護します。これが上手い職人は、塗装も間違いなく丁寧です。
⑤ 下塗り
外壁材と新しい塗料をくっつける「接着剤」です。真っ白や透明の塗料で、下地を固める役割もあります。
⑥ 中塗り
いよいよ選んだ色が登場します。ここでしっかりとした「厚み」を作ります。
⑦ 上塗り

仕上げの3回目です。中塗りと上塗りで2回重ねることで、カタログ通りの耐候性、機能が発揮されます。
⑧ 足場解体・清掃
最後にお客様と一緒に「塗り残しがないか」の最終チェックを行います。清掃が行き届いているかまでがプロの仕事です。
塗装工事の流れが重要な理由
塗装工事は ただ塗るだけでは長持ちしません。
各工程がしっかりしているかどうかで塗装の耐候性は大きく変わります。
特に重要なのが「インターバル(塗り重ね乾燥時間)」です。塗料にはメーカーが指定した「次の工程までに空けるべき時間」が厳密に決まっています。
塗装工事の流れでよくある「3つの失敗」

失敗1:高圧洗浄の翌日にすぐ塗装を始める
下地が完全に乾いていない状態で塗ると、水分が閉じ込められてしまいます。
【対策】洗浄後は最低でも24時間(天候不順ならそれ以上)空けているか確認する。
失敗2:1日のうちに3回塗り(下・中・上)を終わらせる
「乾燥時間」を無視した手抜き工事の典型例です。
【対策】各工程の後に「乾燥時間」を設けているか、現場写真を撮るよう依頼する。
失敗3:雨の日や強風の日に無理やり作業を進める
湿度が85%以上の時は、本来塗装をしてはいけません。
【対策】天候による「中止の判断基準」を契約前に聞いておく。
塗装は内容を理解して選ぶことがとても重要です。
💡良い業者を見抜く「魔法の質問」
その業者が本当に「流れ」を大切にしているかは、この質問でわかります。
「雨で工事が延びた場合、追加料金は発生しますか?また、無理に工期を合わせたりしませんか?」
この問いに「工期は絶対守るので安心してください」と答える業者は要注意です。
逆に「品質のために延びる可能性がありますが、追加費用はいただきません」と言い切る業者こそが、本物です。
まとめ

この記事のポイント
・塗装工事は「塗る前の準備」が8割
・各工程の「乾燥時間」が寿命を決める
・信頼できる会社選びが大切
塗装は決して安い買い物ではありません。 だからこそ情報を知った上で判断することが大切です。
こちらの次回の記事で詳しく解説しています👇
塗装工事は何日かかる?
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