外壁塗装中の生活はどうなる?洗濯・窓・エアコン・臭いの不安に全部答えます

工事が近づいてくると「窓って開けられるのかな」「洗濯物どうしよう」といった生活面が気になってきますよね。

工事期間は一般的に10日〜2週間、長ければ3週間。足場が組まれて職人が出入りする状態がその間ずっと続くので、やはりある程度の不便はあります。「そんなに長いの?」と驚かれる方も多いのですが、外壁・屋根・付帯部とひと通り仕上げるとそのくらいかかるものです。

ただ、事前にポイントを知っておくだけでずいぶん違います。何も聞かされないまま工事が始まるのと、「この期間はこうすればいい」とわかった上で迎えるのとでは、気持ちの余裕がまったく変わってくるはずです。
今回は特に質問の多い、窓・洗濯物・エアコン・臭い、この4つを順番に説明していきます。

まずは全体像

影響ポイント結論
窓の開閉基本NG。施工面以外は工夫で開けられる
洗濯物基本外干しNG。前日連絡してくれる業者が理想
エアコン専用カバーで使用OK。冬場の暖房は要注意
臭い水性で3〜7日。マスクや消臭炭で対策可

工事中の生活への4つの影響

① 窓の開閉について

基本的に開けっ放しはNGです。塗料の飛散や高圧洗浄の水が入り込むリスクがあります。ただ全部の窓がずっと開けられないわけではなくて、施工している面の反対側であれば養生を工夫して開けられるようにすることが多いです。

あと意外と見落としがちなのが防犯面で、足場がある期間は2階の窓が狙われやすくなります。補助錠をつけておくのがおすすめです。

換気扇を回しすぎると隙間から塗料の臭いを吸い込んでしまうことがあるので、塗装している面側の換気扇は工事中だけ止めておいた方がいいです。

② 洗濯物について

事中の外干しはNGです。塗料の粒子は思った以上に飛ぶので、洗濯物にうっすらついてしまうことがあります。

室内干し・コインランドリー・夜間の物干しあたりを案内することが多いのですが、大事なのは、今日干せるのか干せないのかがお客様に伝わることなので、私は前日の夕方までにメモかLINEでお伝えするようにしています。

以前、ご年配のお客様で洗濯物を外に干せないことが特に負担になっている方がいました。室内干しが難しい事情もあり、敷地内に別の干し場所を設置してそこで干していただけるよう対応したことがあります。「仕方ない」で済ませるのではなく、その方の生活に合わせた解決策を一緒に考えることが大切だと思っています。

③ エアコンについて

エアコンは工事中も使えます。室外機には専用のメッシュカバーをかけて養生するのでほこりや塗料が入る心配はありません。

ただ冬場は注意が必要で、養生の仕方を間違えると室外機がエラーで止まることがあります。通気性を確保した専用部材を使っているかどうかがポイントです。

夏場の工事で「エアコンが壊れるのが怖くて、ずっと我慢していた」というお客様がいらっしゃいました。「専用カバーをすれば24時間使って大丈夫ですよ」とお伝えしたところ、本当に安心した表情をされていたのが印象的です。お客様が極力我慢することがないように、こちらからの積極的な説明を大切にしています。

④ 臭いについて

今は水性塗料が主流なので、昔みたいにシンナー臭がすごいということは少なくなってきました。ただ臭いが完全に消えるまでには水性で3〜7日、溶剤系を使う場合は1〜2週間ほどかかります。

臭いに敏感な方やペットがいるご家庭には事前にお伝えするようにしていて、マスクをお渡ししたり室内に炭を置く方法を案内しています。

事前に「臭いが心配」とおっしゃっていたお客様に、工事初日にマスクをお渡ししたことがあります。「こんなに気にかけてもらえるとは思わなかった」と言っていただけました。金額や塗料の品質だけが工事の質ではないと、あらためて感じた出来事でした。

よくある失敗パターン3つ

失敗①:事前に生活への影響を確認しなかった

窓が開けられないことを工事が始まってから知るケースもあります。
契約前に「工事中の窓や洗濯物はどうなりますか?」と聞いておくだけで防げるはずです。

見積もりの段階でこの説明があるかどうかも一つの見極めポイントとなりそうです。
👉 外壁塗装・屋根塗装の見積もりで絶対チェックすべき5つのポイント

失敗②:工事期間中の予定を何も調整しなかった

今日は干していいのかどうか分からない、これはストレスになりますよね。
担当者に「前日までに翌日の予定を教えてほしい」と伝えておくだけでだいぶ楽になります。

失敗③:臭いへの対策を何もしなかった

自分は平気でも家族やペットにはつらいことがあります。
使用する塗料を事前に確認しておくことと、敏感な方がいる場合はそれを業者に伝えておくことが大事です。

業者を見極める質問

「工事中、窓の開閉や洗濯物についてどう対応していただけますか?」

この質問のいいところは、職人さんや会社の気づかいがそのまま出るところです。
塗装の技術はもちろん大事ですが、実際に工事が始まると、毎日の生活への配慮は欠かせません。

「この窓は開けられるようにしますね」
「洗濯物を干せそうな日は事前にお伝えします」
そんなふうに、住んでいる人の立場で考えてくれる会社かどうかが見えてきます。

せっかくお願いするなら、塗るだけではなく、生活面までちゃんと気を配ってくれる業者さんを選びたいところです。

実際に始まってから気になるのは「ちゃんと塗ってくれるか」だけではありません。
窓は開けられるのか、洗濯物はどうするのか、エアコンは使えるのか、生活への影響は、思った以上に大きいです。

窓は、養生をするので基本的には開けづらくなります。
ただ、家の向きや工事の進み方によっては「この面だけなら開けられますよ」と調整してくれる業者もいます。

洗濯物も、ずっと外干しできないわけではなく、作業内容によって対応が変わります。
「今日は高圧洗浄なので室内でお願いします」
「明日は塗装しないので外でも大丈夫です」
こんなふうに事前に声をかけてくれる会社だと、とても親切だと思います。

エアコンについても、多くの場合は専用カバーを使うので使用できます。
塗料のにおいも、水性塗料なら数日で落ち着くことがほとんどです。

だからこそ契約前には、金額や塗料だけでなく、
「工事中の生活ってどうなりますか?」
と聞いてみるのがおすすめです。

説明が丁寧だったり、こちらの生活を前提に話してくれる会社は、工事中のストレスも少ない傾向があります。

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